10Line Shohyo

本を読んだら大体10行で書評

なうなやんぐもすなる書評といふものをおらもしてみむとてするなり。

はじめまして。るりしじみです。

 

このブログでは、自分の読んだ本をメモがてら書評していく想定です。

 

どんな本を読むのってことで、私の最近読んだ本の履歴10件位をつらつら書くと。

 ・機動警察パトレイバー

 ・予想どおりに不合理

 ・なれる!SE

 ・たいようのいえ

 ・新版 精神分析入門

 ・ゆるゆり

 ・コーチング・マネジメント

 ・天才ファミリー・カンパニー

 ・銀河英雄伝説

 ・黄金の王 白銀の王

な感じ。我ながら脈絡がない。

ビビッとくるものがあった方は、ぜひおつきあいください。

あの子を前にして、俺は経済的合理性を放棄せざるを得なかった。

 予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

 

「人は常に合理的に行動する」

これが経済学の基本的な考え方である。

このモデルをもとに、現代の経済学は成り立っている。

 

え、でも、「本当」に?合理的に行動なんてする?

俺があの子を前にして、経済的合理性に根ざしてデートに誘う?

 

それに対する一つの回答が、本書のテーマ行動経済学である。

 

 

人は「基本的には」合理的に行動する。

でも、それは「常に」じゃない。

「頭の中」では合理的でも、実際の場面に遭遇すると、途端に不合理な行動をとる。

 

でも、それは「予測不可能」な不合理性じゃない。

その場面に遭遇すると、俺も、お前も、意中のあの子だって、みんな同じ不合理な行動をとる。

 

それが、本書が実験をもとに解き明かした「行動経済学」の一端である。